ジャポニズム・世界観

光を映す水面

― ニースの海に想いを寄せて ―

今月の舞台

🇫🇷 フランス・ニース

今月の光

🌊 地中海の水面に映る夏の陽射し

今月の素材

🐚 白蝶貝・金箔・淡水パール

今月の装い

👗 アイボリーのサマードレスと海風

夏になると、思い浮かべる景色があります。

南フランス・ニース。

青く澄んだ地中海と、どこまでも続く空。
太陽の光を受けて、水面は静かにきらめきます。

波が揺れるたび、光も形を変え、
同じ輝きは二度と見ることができません。

私は、その一瞬の美しさをアクセサリーで表現したいと思いました。

水面を映すように輝く、白蝶貝

今回選んだ素材は、白蝶貝です。

白蝶貝は、見る角度や光によって、虹色にも、やわらかな白にも表情を変えます。

その自然な輝きは、まるで夏の水面のよう。

人工的な光では表現できない、自然が生み出す美しさがあります。

一枚として同じ模様はなく、それぞれが唯一無二の存在です。

光を閉じ込めるために

今回の作品では、白蝶貝に一枚ずつ金箔を施しました。

金箔は、ただ華やかさを加えるためではありません。

ニースの海に降り注ぐ太陽の光。
水面に映る黄金色のきらめき。

その景色を、そっと白蝶貝の中に閉じ込めたいと思ったのです。

さらに、一枚ずつ丁寧に穴を開け、淡水パールを合わせながら、手仕事ならではの温もりを大切に仕立てています。

だからこそ、同じ作品は二つと生まれません。

夏の装いに、小さな海を

白いサマードレス。

風を感じるリネン素材。

ベージュやアイボリーのやさしい色合い。

そんな夏の装いに、白蝶貝のアクセサリーは静かに寄り添います。

耳元で揺れるたび、光を受けて表情を変える白蝶貝。

それはまるで、小さな海を身につけているような感覚です。

光の物語

この作品は、「光の物語」シリーズの7月のテーマです。

『光を映す水面』

ニースの海に想いを寄せながら、夏のきらめきを一つひとつ形にしました。

景色を眺めたときの感動や、旅先で感じた空気は、心の中に長く残ります。

アクセサリーもまた、その日の思い出や季節をそっと閉じ込める存在であってほしい。

そんな願いを込めて制作しています。

今月の光を振り返って

**7月のテーマ「光を映す水面」**では、ニースの海に映る夏の光を、白蝶貝と金箔、淡水パールで表現しました。

「光の物語」は、季節ごとの風景や光をアクセサリーに込めてお届けするシリーズです。

来月は、どんな光の景色に出会えるでしょうか。

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